さむ|今日もげんきになる投稿

大阪出身、大学進学を機に沖縄に移住。

あたり前を徹底的に。―――Guts インターンシップ事前研修で学んだこと①

こんにちは!さむ実です

お久しぶりです

インターンシップの事前研修で忙しくて全然アップできていませんでした笑

 

私は月曜日から金曜日の5日間、Gutsインターンシップというインターンシップに行ってきました!

Gutsの詳細については以下のリンクにあります!

Guts's + おきなわ企業魅力発見事業

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今回は、そのGuts事前研修5日間で学んだことをまとめていきたいと思います。

 

 そもそも、Gutsインターンシップとは

5日間の事前研修

Gutsインターンシップとは、沖縄県が行っている事業で、大学1.2年生向けのインターンシップになります。(もちろん3年生以上も参加可能です)

期間は2週間で、最初の1週間(5日間)は事前研修期間となっており、沖縄人財クラスタ研究会(以下、人財クラスタ)の方から、「社会人とは」あるいは「社会人に必要な力(社会人基礎力)とは」というお話を頂いたり、その「社会人基礎力」というものを実践したりします。また、参画企業からの講義もありました。

 

「社会人基礎力」というのは、時間管理能力やプレゼン能力などが代表されるものです。

つまり、これを実践するというのは、実際にプレゼンしてみたり、課題を出される中で自分の課題を終わらせれる能力(時間)を把握することでスケジューリングしたり、その課題を終わらせる時間を少しずつ短くしようと努力したということです。

 

3日×2社の実習

そして、この事前研修を終えたら、次の1週間で実際に企業にインターンシップに行きます(3日×2社)。私の場合は来週になります。

1回目のインターンを終え、2回目のインターン先として人財クラスタに来ていた前の班の子たちから聞くには、事前研修で学んだことがすごく役に立った、という話を聞けて、すごくワクワクしています。

 

Gutsで学ぶことは高校までに学んだこと

上のように説明したGutsですが、人財クラスタ代表理事であり、Gutsで講師を務めてくださった白井さんは「Gutsで学ぶことは高校で学ぶこと」だとおっしゃいました。

実際に、学んだことを簡単に説明すると、

  • あいさつをしましょう
  • 返事をしましょう
  • 人の話に反応しましょう
  • 予習復習しましょう
  • 時間を守りましょう
  • 何事にも真面目に取り組みましょう…

思い返してみてください。これらのことって、以前言われたことありませんか?

 

なーんだ、じゃあ事前研修なんて行く必要ある?

と思いませんでしたか?それは間違いです。

私も、最初聞いたとき、ほぼできていると思いました。

でも、大きな声であいさつするのなんて、高校の部活以来で最初はうまくできなかったし、さらに笑顔もといわれて何回やり直しさせられたか…笑

予習復習や真面目に取り組むことに関しても、私は多くの大学生の御多分にもれず、復習はしない、予習なんてもってのほか、なんてタイプでした。後期なんて、テスト前日に焦ればいい方、みたいな笑(お母さんごめんね、これからは真面目になります)

 

そう、意外と、高校までに誰かに教わった基本的なことってみんなできていないんですよね。だから、それを思い出して訓練して、できるようになる必要があんです。

 

 

そもそも社会人とは?

インターンに行くよ!」という話を周りの人に話しなさい、という事前課題が出ていたので、周りの人に話したところ、一番多かった返事が、「なんで?早くない?」でした。

私はもともとフットワークが軽すぎるくらいな方なので、基本的に面白そうと思ったことは、予定が空いていれば行くような人間なので特に参加にこれといった理由がなくて困ったのですが、あえて言うなら、「何か新たな変化や新しい視点が手に入るかもしれない」と思ったからでした。

だから、「まあ社会人なんてまだ先だけど、早めにやっててもいいかーって思ってさ、」みたいに説明していました。

 

でも、白井さんに言われた言葉にハッとしました。

「社会人は、社会からお金をもらった瞬間から」

そのとき、白井さんはこんなたとえを出しました。

 

あなたが飲食店に入って、注文したのになかなか注文が来ないので、注文を受け付けたウェイターに文句を言ったところ、「自分バイトなんで」と言われた。これで許せますか?

あるいは、ホテルに入って受付を済ませたのに部屋に案内されない。受付嬢に聞くと、「私バイトなんで」…。

もう、会社からお金をもらっている時点で、お客さんからすると、店員がアルバイトか社員かなんて関係ないのです。

 

私はふと気を抜いて、「まあ所詮バイトだし」と思っている節がありました。

しかし、バイトもしっかりお給料を頂いているので、「社会人」という意識が必要でした。つまり、「社会人基礎力を学び身につける」には全然早くないのだ、と気づきました。

 

 

何事にも全力で取り組めていますか?

学んだのは、全力で取り組むということ

そして、社会人基礎力以上に大切だった学びは、「全力で取り組む」ということでした。

というか、学んだことを要約すれば全部「全力でやりなさい」に結びつくと思いました。でもそれだと根性論になってしまうので、どこをどう頑張ればいいのか、という話もしっかりしてくださいました。

 

今ある目の前のことに全力になる、というのは、夢を叶えるために必要なことだと教えて頂きました。今夢がない人も、目の前のことを全力でやることでスキルが身につき、今後夢が見つかったときにより夢が叶いやすい、と。

 

エンジンの話

また、印象的だったエンジンのたとえ話も紹介します。

 

軽自動車のエンジンの最高速度のリミッターは皆さんご存知ですか?140キロですね。もし、この軽自動車が、120キロ出すと、どうでしょうか。ふらついて、ハンドル操作が難しくなりそうですよね。

でもこれが、普通車のリミッター180キロだったらどうでしょう?かなり安定しそうですよね?

さらにこれがドイツ製の車になって、リミッター260キロだったら?うんともすんとも言わなさそうですよね、

 

これと同じで、私たちの能力にも限界値があります。そして例えば軽自動車のように140が限界の人が120の仕事を任されると、ヒーヒー言いながらやらなければいけません。そして、余裕がないと、気がなかなか回らないので、言われた分しかできない、という話になります。

だから、限界値をせめて180くらいに上げる必要があります。つまり、「エンジンを付け替える」のです。

人間の場合、エンジンを付け替えるには120キロ出し続ける必要があるそうです。140しかないからと言って手を抜いて、100キロで走っていては、いつまでも140キロまでしか出せません。

だから、与えられたものややらなければいけないことは全力でやる必要があります。

 

それから、エンジンがつけ変わったからといって、手を抜くとどうなるか。

エンジンが劣化します。能力の限界値が140まで下がってしまうのです。

だから、能力が上がってきても、全力でやる必要があります。

 

 

ピンチの時代だからこそ、基礎を

ピンチの時代とは

今は、ピンチの時代だといいます。

前々から「AIに仕事をとられる」などと言われたり、あるいは「東京オリンピックの後は景気が落ちる」と言われたりしてきました。

さらに、今回のコロナウィルスの影響もあり、当初の予定より景気がずいぶん早くに悪くなるのは明らかだ、と白井さんはおっしゃいました。

 

でも、ピンチはデンジャーとは違う、ともおっしゃいました。

「ピンチは、デンジャー+オポチュニティーだ」と。

 

以前読んだ、『言語化力』にも似たような話があったので、そちらを使います。

「危機」という言葉は、「危」と「機」という字で構成されています。

つまり、「危険」でもあるが「機会」でもあるのです。

今は、危機(ピンチ)の時代であり、危険(デンジャー)の時代ではないということです。危険(デンジャー)な面と、機会(オポチュニティー)な面があるというのです。

 

機会の部分は、「IT化が進んだことで、場所を選ばなくなった。活躍する人は日本中や世界中で活躍することへのハードルが低くなった」ということ、

逆に、危険の部分は「変化しようとしない人は落ちぶれる」ということだそうです。

 

基礎の大切さ

では、このピンチの時代を生きていく上で、活躍するにはどうすればいいのか、それは、「基礎を徹底する」ということだ、と言います。

スポーツ界でも、プロ野球プロバスケなど、プロは基礎練習を徹底的にやります。

そうして基礎ができているからこそ、応用が利くのです。

 

それに、基礎が大切な理由はもう一つあります。

それは、「意識することが減る」ということです。

 

例えば、意識しないと笑顔で話ができないとAさんと、意識しなくてもできるBさんがいるとします。営業先で、ふたりがプレゼンをしたとして、Aさんはプレゼンの内容や伝えたい部分に加え、なるべく笑顔でいることを意識しなければならない。一方Bさんは、笑顔は意識しなくてもできるので、プレゼンの内容に注意できます。そうなると、より伝えたいことが伝えられるのはBさんの方ですよね。

 

エンジンの話の時も言いましたが、人は余裕がないとほかのことに気が回りません。

だから、基礎は徹底して、意識しなくてもできるレベルまで引き上げることで、余裕を生んだ方が良いのです。

 

 

まとめ

今回の内容をまとめると、

「Gutsでは基本的なことを全力でやるように」と教えらえれるが、それは実はとても重要なことだ、ということです。

 

白井さんが紹介してくださった印象的な言葉を紹介します。

あたり前のことを、あたり前じゃないくらい続けると、あたり前じゃない人生になる 

 

Gutsで学ぶことは、一見あたり前のことですが、これが意外と難しく、そして続けていくことはさらに難しいことです。

でも、私は1年後も2年後も、卒業後も、今回学んだことを続けていきたと思います。

 

今回はここで終わりにします。

Gutsで学んだことのもっと具体的な話が次回できればいいなーと思っています。

 

以上、私がGuts事前研修で学んだこと、でした!!