インターン実習を通して学んだこと
こんにちは、さむ実です
前々回、Gutsインターンシップの事前実習で学んだことを書きましたが、今回はその後の実習期間中に学んだことを書こうかなと思います。
Gutsインターンシップで学んだこと①と、Gutsインターンシップについての詳しい説明は以下の記事から確認してみてください!
実習先について
今回、私がインターンシップの実習先になったのは、
の2社です。どちらもとても素敵な企業でした!!
琉球インタラクティブ株式会社について
琉球インタラクティブは、沖縄発のインターネットベンチャー企業で、マーケティング、クリエイティブ、テクノロジーの3つの強みを活かし、「日本を代表するインターネット企業になる」ことを目標としている会社です。
事業は大きく3つに分けられ、
- インターネットサービス事業
- 次世代育成事業
- 戦略投資事業
があります。
くわしくはHPを見てみてください!
かつさと 浦添バークレーズコート店について
かつさとというのは愛知県田原市発のかつ丼チェーンです。「旨いかつ丼が食べたい!」に応える、というのをモットーにしています。
フランチャイズ制を登用しており、今回の実習中は一度も本社の方は見かけませんでした。
それでも、チェック表などが貼ってある感じから、ときどきは来るんだろうなーという感じでした。
かつさとの看板メニュー、かつ丼は、肉、パン粉、油、タレにそれぞれこだわりがあり、それが「旨いかつ丼」につながっています。
かつ丼以外のメニューもありますので、こちらもぜひホームページを覗いてみてください
必死でテイクするということ
インターンシップで学んだ一番大きなことは本当にこれにつきます。
「必死でテイクする」
事前学習の時は、机の前に座っていれば、講師の白井さんがたくさんのことを教えてくださり、また参画企業の人事の方が会社のことを熱く語ってくださいました。
でも、いざ実習が始まると、全然そうじゃないということがわかりました。
1社目の琉球インタラクティブさんでは、1時間半程度の会社説明があり、そのあとは「充電GO(モバイルバッテリーのレンタルサービス)がどうすれば大学生に流行るか考えてほしい」という課題に取り組み、最終日に発表というものでした。
考えなければいけない大まかな流れについてはアドバイスをいただきましたが、それ以上はほぼアドバイスはなく始まりました。
最初は戸惑いましたが、しばらくしてわかったことは「聞けば教えてくれる」ということでした。
充電GOについてや、わからないこと(例えば、SNS広告の仕方など)は、聞けば教えてくれるし本体の使い方などについては実際に見せてくれたりもしました。
忙しい時間の合間を縫って私たちの疑問に答えてくれた担当者の方には本当に感謝しています。
そして2社目のかつさとさんも、ぶっちゃけてしまえばほとんど「アルバイト」でした。
バイトの人に混ざって、配膳したりオーダーをとったり、仕込みも少し教えて頂きました。
でも、言われたことをただこなしているだけではただのバイトと同じでした。
「これってバイトと何が違うの?ただ働きじゃん?」
そう問いかけたときに、「飲食店の特徴を見よう」と視点を変えました。
これが社会と学校の違いなのかな、というのが正直な感想でした。
頭で分かってるのと体感するのでは全然違うんだということも身をもって学びました。
インターンシップに行くときも、社会にでたときも、自分なりの目的というのがめちゃくちゃ大事で、それを持っていないと本当に時間の無駄になってしまうんだ、という感じでした。
そして、大学生というのは半分社会人なのだということも同時に学びました。
なぜなら、「ちゃんと座って授業を受けなさい。教科書のココは覚えてきなさい」と口うるさくいう先生はいなくなり、周りの友達は、どうやってうまく授業をさぼるかを考え、1日の半分の時間は自由で、バイトに出かけたり、本を読んだりできるからです。
私たちが過ごしているこの1分1秒に意味を持たせるためには、今後自分がどうなりたいのかという明確な目的や目標が必要で、その目的や目標のもとに日々の学習が積み上げられていくのだということだと感じました。
「必死でテイクすること」
これはつまり、自分で目的を定め、行動し、その中で学習する必要がある、ということです。
2社まわったことの利点
Gutsは、2つの企業をまわることができるのが特徴ですが、2社まわったことにより個人的に面白いことを発見しました。
それは、「社内の全体を把握できる業種とそうでない業種がある」と言うことです。
簡単に言ってしまえば、業種間には差がある、ということなのですが、その中でも強く感じたのがこれでした。
1社目のIT企業では、先ほども説明しましたが、「マーケティング、クリエイティブ、テクノロジー」の3軸を強みとしています。
しかし、例えば人事の方は「コーディングとか、クリエイティブのあたりは触れない」とおっしゃっていました。
IT企業(少なくともインタラクティブ)では、マーケーターは、クリエイティブの部分は触れないことが多いということです。つまり、クリエイティブのことに関して、完全に理解できるわけではない、ということです。
逆に、2社目の飲食店では、小さなチェーン店ということもあり、バイトの高校生でもオーダー、調理、仕込み、レジとすべての業務をこなしていました。
もちろん経営は経営者のやることなので触れませんが、それ以外はしっかりこなしていて、そのバイトの高校生が分身の術を使えばこのお店は成り立つんだろうなー、という感じでした。
これは、飲食の業務がすべて簡単だと言っているわけでは決してないです。
規模により、習得時間に差は出るでしょうが、社内全体の業務を完璧に把握できる業種、あるいは企業と、そうでない業種・企業があるということです。
そういう部分って会社を選ぶ時の基準にしてもいいんじゃないのかなと思いました。
頭で分かっているのと、実際にやるのとでは全然違う
最初の「必死でテイクすること」でも言いましたが、実習では頭でわかっているのと体感することの差を感じることができました。
例えば、「与えられた課題の本当の意味・目的を理解しなければいけない」ということは頭ではわかっていたし、実習前の日曜日にちょうどその話をしたとことでした。
しかし、1社目、インタラクティブで「充電GOを大学生に広める」という課題を与えられたとき、「充電GOを大学生に使ってもらって利益を出さなければいけない」と、考え、設置場所についての検討をしていました。
しかし、課題の目的は「広めること」なので、「大学生に使ってもらうこと」まででよかったのです。
「大学で無料で配っちゃえばいいと思わない?」
人事の方にそういわれて、思わず、「ああ、確かに」と言ってしまいました。
本質的な意味を理解する、というのは思った以上に難しいんだな、ということを肌で感じました。
だからこそ、大事だといわれているんだろうな、と。
頭で分かっていてもなかなかできないことがそれ以外にもやっぱりたくさんあって、それらは経験や日常で意識するなどで解消していきたいな、という小さな目標もたちました。
まとめ
今回、実習を通して学んだことのすべてを書ききれたわけではありませんが、その気付いたことのほとんどはこれからの日々の生活に応用が利くものだなと感じました。
例えば、「必死でテイクすること」に関しては、自分の人生の目的みたいなことを日々意識して、自ら毎日の目標を掲げることで、インターンシップのような特別な場でなくても、成長をつかみ取ることができます。
こういったインターンや、ほかにも例えば学生団体やイベントなどの特別な場面では、どれだけ自分の今後の生活に転用できる事柄を発見できるかが大切なのではないか、
ということにも気づきました。
これからも、その一つ一つの小さな気づきを大切に成長していきたいと思います!
本日も読んでくださってありがとうございます!!